【障害者や車いすの方も安心!】大阪万博の優先入場や口コミまとめ

大阪万博

はじめに

2025年の大阪・関西万博では、障害者や車椅子、高齢者、妊婦、小さなお子さん連れの方々が安心して楽しめるよう、さまざまな配慮がなされています。しかし、公式情報だけでは不安を感じる方も多いのではないでしょうか。私自身妊娠中に大阪万博に訪れ、まだ情報が少なくすごく不安でした。そんな方が安心して訪問できるようにと思いこのブログを作成しました。

この記事では、実際の体験談や口コミをもとに、優先入場の仕組みや各パビリオンの対応会場内のサービスについてまとめました。初めての場所で不安を感じる方も、この記事を参考に安心して万博を楽しんでいただければと思います。

大阪万博の優先入場の仕組みと利用方法

大阪万博では、障害者手帳をお持ちの方や車椅子、妊婦やベビーカーの方がスムーズに入場できるよう、「優先入場口(多目的レーン)」が設けられています。付き添いの方も同時入場の場合に限り利用可能です。

入場時には、障害者手帳の提示が求められる場合がありますので、忘れずにご持参ください。また、障害者手帳をお持ちの方と同伴者1名が購入できる「特別割引券」も用意されています。

各パビリオンの優先入場の対応と体験談

実際に万博を訪れた方々の口コミをもとに、優先入場の対応があったパビリオンを以下にまとめました。

パビリオン名対応内容体験談
アメリカ館障害者手帳提示でスパークレーンから入場可能「精神3級手帳を提示して、すぐに中に入れました」
イタリア館優先入場レーンあり「優先入場の配慮をいただきました。展示室まで1時間ほどかかりましたが、対応が丁寧でした」
英国館予約者用の優先レーンに案内「障害者手帳を見せたところ、予約者用の優先レーンに通されました」
中国館手帳提示で待ち時間ゼロ「待ち時間0分で中に入れました」
フランス館障害者手帳、ベビーカー、車椅子、杖の方用の優先レーンあり「展示室直行のエレベーターに乗ってすぐでした」
ドイツ館優先入場「奥のインフォメーションで手帳を提示しました」
スイス館障害者手帳提示「最後尾から横から案内してもらえました」
アルジェリア館手帳提示で待ち時間ゼロ「予約なしでもすぐに中に案内してもらいました」

このように、多くのパビリオンで障害者や車椅子の方への配慮がなされています。ただし、対応はパビリオンによって異なるため、現地でスタッフに確認することをおすすめします。

※国によっては係員が外国籍の方で日本語対応が難しい場合があります。
その際は「I am a disability certificate holder」→「障害者手帳を持っています。」「Is there a priority entrance?」→「優先入場はありますか?」などの簡単な英語で伝えましょう。

大阪万博を妊婦やベビーカーで訪れる方に向けて、優先入場の情報やおすすめパビリオンをまとめています。

大阪万博の妊婦優先入場まとめはこちらへ

おすすめパビリオン(バリアフリー目線)

◎ 歩行・滞在が楽なおすすめ館

  • クウェート館:映像あり・移動距離少なめ・床もフラット
  • ハンガリー館:座って鑑賞、ステージ形式で負担少ない
  • 北欧館:椅子あり・展示終了後に水の配布もあり
  • UAE館:香り良好・フラットな床・明るく静かな雰囲気

△ 移動や階段が多く負担が大きい館

  • スペイン館:階段・下り坂あり。ただしショップはフラット
  • 英国館:スロープ多数・最上階まで移動後、階段で下りる構造
  • オランダ館:同様にスロープ→階段での移動が必要

番外:休憩やトイレスポット

  • コモンズ館の奥:比較的空いているトイレが設置
  • 静けさの森・北東側休憩所:地面がデコボコしていて高齢者は注意

会場内のアクセシビリティサービス

万博会場内には、障害者や高齢者、妊婦など様々な配慮を必要とする方のための「アクセシビリティセンター」が設置されています。ここでは、車椅子や歩行補助器具の貸し出し、ユニバーサルマップの配布などが行われています。

また、会場内には医療救護施設も整備されており、体調不良やけがをした際に迅速に対応できる体制が整っています。

アクセシビリティセンターとは?

万博会場には、障がい者や妊婦、高齢者など配慮が必要な方々のための総合サポート拠点「アクセシビリティセンター」が設置されています。困ったことがあれば、まずはここで相談可能です。

優先入場ゲートについて

  • 東ゲート:地下鉄駅からすぐで、歩行距離が短く、身体への負担が少ない設計。
  • 優先対象:障がい者手帳を持っている方と、同伴の介助者1名までが対象。優先レーンを利用して入退場できます。
  • 提示するもの:障がい者手帳や特別割引券の提示を求められることがあります。

リング上への移動について

大屋根「リング」の上には、6ヶ所のエレベーターが設けられる。車椅子の方や妊婦の方でも安心して移動可能です。

会場内のバリアフリー地図

バリアフリーマップ、センサリーマップ(音・光・においに敏感な方向け)、触知図(視覚障がい者向け地図)などの配布しています。

持って行って良かったもの

  • 会場内の地図(コピーしてラミネートして持ち歩きました)
  • 入場のQRコード(何度も見せる機会があるので、地図と一緒に印刷してラミネートするのがおすすめです)
  • 超軽量・耐風・撥水の晴雨兼用日傘:
    【Amazon】晴雨兼用日傘(折りたたみ)
    コンパクトでバッグにも入れやすく、万博などの長時間外出でも安心して使えます!
  • ポータブル折りたたみチェアは、軽量で持ち運びやすく、どこでもサッと座れて疲れを軽減。
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  • 傘に取り付けられるハンディファン:
    【楽天】傘に装着できるハンディファン
    両手がふさがらず、ベビーカーや傘に取り付けて快適に移動可能。夏の万博やおでかけにおすすめ!

番外:休憩やトイレスポット

  • コモンズ館の奥:比較的空いているトイレが設置
  • 静けさの森・北東側休憩所:地面がデコボコしていて高齢者は注意

▼関連リンク

  • ▶公式アクセシビリティ情報(大阪万博公式サイト)
  • 他の大阪万博の記事はこちら

    安心して楽しむためのポイント

    • 熱中症対策:これからの季節、暑さが厳しくなります。帽子や水分補給を忘れずに。
    • 感染症対策:マスクの着用や手指の消毒を心がけましょう。
    • 混雑を避ける:ゴールデンウィークや土日は特に混雑が予想されます。平日の訪問や、朝早い時間帯の来場を検討してみてください。
    • 自分たちのペースで:無理をせず、休憩を取りながら自分たちのペースで楽しみましょう。

    Expo 2025 公式バリアフリーマップはこちら

    まとめ

    初めての場所で不安を感じる方も多いと思いますが、私自身、妊娠9ヶ月で万博を訪れ、一生の思い出を作ることができました。

    この記事が、障害者や車椅子の方々が安心して万博を楽しむための一助となれば幸いです。これから暑くなる季節、熱中症対策感染症対策をしっかり行い、素敵な大阪万博ライフを一緒に過ごしましょう。

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